個人研究

総合: 浅間 一城

総合: 浅間 一城

附属新潟小学校5年目となりました。今年度は,4年生を担任します。

総合学習は,正解や答えが一つに定まらない課題を扱います。そのような総合学習では,子供を教え導くという教師観から,子供の学びの筋を大切にするという教師観へのシフトチェンジが必要だと考えます。そうした教師観の下で展開される授業において,子供は,課題を発見し設定する力などの資質・能力を発揮していくのではないでしょうか。

私たち教師は,総合学習でいかにして子供の学びを支えていくことができるのか。実践を通して提案していきたいと思います。

研究の内容や子どもの学習の様子をこのページ上で随時更新していきますので,たくさんのご意見をお待ちしております。

Mail : asama@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp

 

 

本時の授業後,あの子供たちはどうなったのか?

2021.10.29

現在公開中の授業動画(本時)後,結局,ニギスのフライになったのか,それともニギスのつみれ汁になったのか?決定した後の子供は,どうなったのか?現在進行中の子供の歩みを説明します。





あっという間に次の活動に向かい始めた子供ですが,今回のニギスのつみれ汁の何がどうよかったのか,また,改善すべきことは何なのかまでは,明らかにしていません。アンケートの情報を整理し分析することで,再び同じ方向を向いて進んでいけるようにする必要があります。

なぜ,給食でニギスのつみれ汁だったのか?

2021.10.25

現在公開中の授業動画(本時)に至るまでの子供の歩みを,板書を中心に説明します。なぜ,給食でニギスのつみれ汁だったのか?そこに辿り着くまでの一端をお読みください。







そして,授業動画にある本時となります。実際の給食提供は,10月19日に無事終わりました。ニギスのつみれ汁による給食提供を終えた子供が,次にどのように動き出したのか・・・。近日中にこちらで紹介します。

理想と現実の差分は…

2021.08.24

総合学習の単元導入時。ここでどのようにどんな課題意識を子供にもたせるのかは,その後の単元の展開に大きく関わってきます。私は,この場面で,

①憧れや期待,可能性を感じることができる体験活動の場を設ける

②ある一点,実社会の問題を提示する

③理想と現実の差分について考えたことを言語化させる

という,3つの働き掛けを大切にしています。 


今年度の実践である「新潟のおいSEAを届けたい」の導入場面です。

まず, 憧れや期待,可能性を感じることができる場として,地魚を実食する場と漁師さんの仕事を体験する場とを設けました。子供は,地元新潟で獲れる魚の美味しさや漁師さんの仕事ぶりに心を揺さぶられます。この体験が,理想を描き出すエネルギーとなります。


体験活動を通して心を揺さぶられた子供に,新潟市の水揚金額の推移が分かるグラフを提示しました。地魚の美味しさや漁師さんの仕事ぶりを知っている子供は,水揚げ金額が下がっていることに疑問を感じます。そして,その理由を予想し確かめるために行動を起こします。


水揚金額が下がっていることについて予想し行動を起こそうとした子供に,その予想を確かめる場を設けました。校内の友達やまちの人に確かめていくことで,予想が正しかったことを理解すると共に,魚食離れが進んでいるという現実も知っていきます。


現実の状況を知った子供に,誰にどのようになってほしいかを問います。地魚の美味しさや漁師さんの仕事ぶりに心を動かされている子供は,現実の状況と正対しながら「新潟市の若い人(特に子供)に地魚を食べてほしい」という理想を描きます。そして子供たちは,自分たちにできることは何かを考え始めていきます。


初等教育研究会ありがとうございました

2021.02.15

初等教育研究会の協議会では,たくさんの貴重なご意見をいただき,大変ありがとうございました。

また,協議会には参加できなくても,授業動画をご視聴いただきありがとうございました。

協議会の中では,チャットを通じてたくさんご意見をいただいたにも関わらず,その多くに触れることができませんでした。

こちらのHPで,可能な限りご回答させていただきます。

子どもがよりよい社会を描き続ける

2020.05.31

総合学習をしていると,子どもが,「~な地域にしていきたい。だから,私は~する」と真っすぐに話している姿を見ることがあります。社会の問題に対して,その子なりの強い責任感を持って学習している姿です。どこまでいっても,よりよいものを描き続ける前向きなこの姿勢は,これからを生きていく子どもに不可欠な資質・能力です。

新型コロナウイルスの影響で,様々な学習活動に制約がある中でも,「よりよい社会を描き続ける」子どもの姿勢を育んでいきたい。そのために大切となるであろうポイントを整理してみました。

話し合いの場をどうする?

2020.05.20

臨時休校を前向き捉えた総合的な学習の時間の取組

2020.05.08

 子どもと総合的な学習の時間を走り出させる前に始まった、臨時休校。総合学習を進めることができず、もどかしく思っている先生方がたくさんいることと思います。

 私は、この臨時休校を総合学習にとって少し前向きな期間として捉えました。それは、子どもの現在地を把握するための時間に使うということです。子どもが、地域や社会のもの・ことについて何に興味や関心をもっているのか、また、それらについてどんなことをどこまで知っているのか、などです。

 ここで把握したことが基となり、探究課題や、出会わせる人・もの・ことなど、総合学習の単元計画がより洗練させられるのではないかと考えました。

 そこで、NHK for schoolの「JAPANGLE」を活用してみることにしました。

下町がどうなる?じゃなく,どうする?の話をしよう③

2019.10.03

「下町がどうなる?じゃなく,どうする?の話をしよう」の実践,第三弾です。2回目の体験的な情報収集を終え,子どもたちは,ニコニコカフェの特徴として,「利用してくれたお年寄りの方がニコニコカフェで何ができるのか」,その内容を具体的に考え始めました。そこで,何ができるとお年寄りの方が楽しめる場となりそうか,思いつく限りワークシートに記述させました。拡散的な思考を促すためです。

問題が焦点化され,学習課題が設定されました。いよいよオータム研修会での授業です。次回の第四弾では,焦点化された問題を子どもがどのように解決していこうとしたのか,そして,実際に解決の決め手となったのは何かを,紹介できればと思います。

下町がどうなる?じゃなく,どうする?の話をしよう②

2019.09.17

二学期に入り,子どもたちの虹の輪(総合学習)が,いよいよ加速してきました。今回は,オータム研修を来週に控え,「下町がどうなる?じゃなく,どうする?の話をしよう」の実践,第二弾です。

現在,ニコニコカフェのチラシを作成中です。このチラシに載せる「ニコニコカフェの特徴」,ここを子どもが考えていくことが,本単元で目指す子ども(「総合学習を手掛かりに②」を参照ください)に迫るための重要なポイントとなりそうです。そのために,教師は何を働きかけるのか,その結果子どもはどうなったのか。次回の実践紹介第三弾では,そこを中心に紹介できればと思います。

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