個人研究

理科: 加藤 聡

理科: 加藤 聡

附属新潟小学校 3年目になりました。加藤聡(かとうさとし)です。

今年度は3学年の担任になりました。

今年度は,【要員に着目しその稚貝を調べることで,根拠をもってものづくりの方法を説明する子ども】をテーマに,
7月研究授業 3年生「プロペラカーを作ろう-ゴムの働き-」
10月研究授業 3年生「磁石の性質」
2月の初等教育研究会 3年生「音の性質」

で研究授業を行います。

単元を通して,目的の製作物を構想,制御しながら制作する上で,エネルギーの変化,物の性質を捉えなおし,るエネルギーに関する概念を更新していく授業を作ります。

たくさんの皆様と一緒にエネルギーに関する概念獲得について加考えて行きたいと思います。ぜひ,ご質問,ご意見を下のメールまでお寄せください。
kato@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp

現象と方法を要因でつなぐ理科授業

2019.08.18

プロペラカーを作ろう-ゴムの働き-

 今年度は,「現象」と「方法」を「要因」でつなぐ授業を目指します。ものづくりには,目的となる「現象」があります。それを達成するために,これまで学習した資質・能力を発揮してどのようにしたらよいかという「方法」を考えます。その理由を説明するときに,物の性質や働きといった「要因」を用いて説明するのです。

 プロペラカーは,これまで学習してきたゴムカーと同じようにゴムの元に戻ろうとする力で動きます。元に戻ろうとする力が強くなるにはどうしたらよいかを考えます。

 プロペラカーで遊んだ子どもに,太くて短いゴムと長くて細いゴムで作ったプロペラカーを提示して,どちらのゴムか見えないようにして100回巻いて走らせます。すると,片方はギュンと走って遠くまで走ります。その後,2本のゴムを提示して,どちらが遠くまで走ったかと問います。

子どもは,これまでのゴムカーを走らせたときのことを想起して,ゴムの元に戻ろうとする力が強くなるから,太い方が走るなどと予想をもちます。そこで,プロペラとゴムのみを与え,ゴムの元に戻ろうとする力が強くなったのかを確かめさせます。どこを見ればいいかを尋ねると,ゴムの張り具合,プロペラの回る速さ,ゴムの団子,ゴムの音など様々な視点で,ゴムの力を調べました。

そうすることで,【遠くまで走る(現象)】ためには,【太くて短いゴムを使う(方法)】なぜなら,【プロペラが速く回って,元に戻ろうとする力が強くなったからだ(要因)】と現象と方法を要因でつないで,プロペラカーが遠くまで走る仕組みを説明することができました。

 詳しくは,指導案やN-PORTをご覧ください。

このページのトップへ