個人研究

国語科: 桑原 浩二

国語科: 桑原 浩二

 桑原浩二と申します。当校年目となりました。

 研究教科は,国語科です。書くことの領域を研究しています。

 

 今年度も4年生の担任です。国語科の本質は何か。文章化過程の往還をキーワードとして研究に励みます。文章化過程を往還するとは,「題材の設定,情報の収集,内容の検討」「構成の検討」「考えの形成,記述」「推敲」「共有」といった学習過程を行きつ戻りつすることです。初等教育研究会では,子どもが文章化過程を往還しながら文章を書き表していく姿をご覧ください

 

なお,当ホームページでは,研究授業の様子や指導案等随時upしていきます!多くの皆様からご批正をいただければ幸いです。どうぞ,よろしくお願いします。

 

 2020年2月6日(木),7日(金)の初等教育研究会でお会いしましょう!今年度も子どもの鉛筆は止まりません!ぜひ,子どもの姿をご覧ください。子どもの姿で勝負します

 

〈↓メールをお待ちしております↓〉
kuwabara@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp

4年 国語科「もしものときの防災ブック」を作ろう

2019.11.06

  先日,「書くこと」の授業「もしものときにそなえよう」(光村図書「国語四下はばたき」)を行いました。本単元は,「書くこと」の「感想・意見」の系統として位置付けています。子どもは,「台風」「大雨」「雷」「津波」「火山の噴火」などの自然災害から特に詳しく知りたいテーマを一つ決め,文章を書き表しました。全員の文章を一冊にまとめ,「もしものときの防災ブック」を作りました。防災ブックを家庭に持ち帰り,家族と共に読み味わうことで防災への意識を高めます。自然災害への備えに対する考えを伝えるために,自分の考えとそれを支える理由や事例(考えるきっかけになった出来事,調べて分かったこと等)との関係が明確になるように書き表すことがねらいです。

  これまでご紹介してきたとおり,「書くこと」の学習において,子どもが自分に必要な学習過程(「題材の設定,情報の収集,内容の検討」「構成の検討」「考えの形成,記述」「推敲」「共有」)を選択・判断することが大切だと考えています。これは,コンピテンシー・ベイスに改訂された学習指導要領の基本方針とも合致します。子どもは,読み手からの評価を基にして必要な学習過程を選択・判断し,学習過程を往還すること(行きつ戻りつすること)で思考し,コミュニケーションを図るのです。

  本単元は,「書くこと」の「感想・意見」の系統として位置付けています。子どもは,「台風」「大雨」「雷」「津波」「火山の噴火」などの自然災害から特に詳しく知りたいテーマを一つ決め,文章を書き表しました。全員の文章を一冊にまとめ,「もしものときの防災ブック」(以下,ブック)を作りました。ブックを家庭に持ち帰り,家族と共に読み味わうことで防災への意識を高めます。自然災害への備えに対する考えを伝えるために,自分の考えとそれを支える理由や事例(考えるきっかけになった出来事,調べて分かったこと等)との関係が明確になるように書き表すことがねらいです。

<本実践の板書> 1時間目~5時間目

「附属新潟式」原稿用紙 New version

2019.11.01

  国語科の「書くこと」の学習で使える原稿用紙です。中学年から高学年向きです。ぜひ,ご活用ください。

<国語科 第4学年>「東京2020オリンピック丸分かりガイドブック」を作ろう

2019.08.19
  •  7月16日(火)に,国語科の指定研究授業「東京2020オリンピック丸分かりガイドブック」を作ろうを行いました。本実践では,東京2020オリンピックを家族で楽しむために,自分の考えと調べて分かったこととを整理して,分かりやすく書き表すことがねらいです。子どもは,東京2020オリンピックで行われる全33競技のうち,いずれか一つの競技を調べ,新聞にしました。出来上がった全員の新聞を一冊にまとめることでガイドブックが完成です。子どもは,完成したガイドブックを家庭に持ち帰り,家族とともに読み味わいます。全33競技が詳しく分かるガイドブックが家庭に一冊あれば,オリンピックをさらに楽しむことができるでしょう。
  •  数年前から,「書くこと」において,学習過程を往還して書き表す学習を展開しています。学習過程を往還するとは,学習指導要領の指導事項に示されている「題材の設定,情報の収集,内容の検討」「構成の検討」「考えの形成,記述」「推敲」「共有」といった学習過程を行きつ戻りつすることです。まず,初稿を記述し,次に,初稿を練り上げて二稿とし,最後に,二稿を練り上げて最終稿とします。学習過程を往還することには,次の二点の価値があると考えています。一点目は,大人が行う書き表し方に近付けられるため,実生活・実社会の書く行為に生かせることです。二点目は,単元の早い段階で手元に文章があることにより文章全体を俯瞰でき,構成や表現が適切かを自ら考えられるため,主体的に書き表せることです。昨年度の初等教育研究会でも全国の先生方からたくさんのご意見をいただきました。従来指導の「下書き・清書」とは,大きく異なり,子どもが大きくなったときに生かせる書き表し方です。このページをご覧くださった先生方,ぜひ,学習過程を往還して書き表す学習に転換してみてください。どの学級でも,必ずできます。子どもの書きぶりが変わります。

 <本実践の板書> 1時間目~5時間目

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