個人研究
養護教諭:
増田 素子

附属新潟小学校 3年目 増田 素子(ますだ もとこ)です。
自分や家族,大切な人を守るために。生涯健康でいられるために。
大人になってから「健康」を考えていくのではなく,小学生の子どもだからこそ,考え,できることもあります。
今からできること,今だからできることを,保健室での子どもとの関わりや保健の授業を通して,附属新潟小学校の子どもと一緒に考えていきます。
たくさんの方から御批正をいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
メール:masuda@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp
4年 保健 体の成長とわたし②
2023.01.30初等教育研究会がはじまりました。28日の全体発表には,全国の多くの方が土曜日にもかかわらず,ご参加いただきました。ありがとうございます。
初等教育研究会Winterの提案授業,4年生『体の成長とわたし』の2・3時間目の授業の様子をお伝えします。
2月4日(土)の協議会では,全国の方と一緒に学ばせていただく貴重な機会をいただき,感謝の気持ちでいっぱいです。皆様からの忌憚のないご意見・ご感想をいただけますと幸いです。どうぞ,よろしくお願いいたします。






4年 保健 体の成長とわたし①
2022.12.15今年も残すところ,半月となりました。
附属新潟小学校では,新型コロナウイルスの対応とともに,できる限りの学校行事に取り組めた1年だったと思います。新型コロナウイルスの流行も拡大してきています。1日も早い終息を願うばかりです。
初等教育研究会winterでの提案授業は,4年生『体の成長とわたし』です。3年生で学習した保健から,さらに自分の体や心の成長を理解し,これからどのように成長していくか考える単元です。子どもたちが,少しでも体や心の変化を肯定的に捉えられるように,そして「大人になるのが,心配な気持ちと楽しみな気持ちもある」なんて思ってもらえたらと願っています。そして,よりよく成長していくために,自分はこんなことができる!と考えられる授業になればと思っています。1時間目の様子をお伝えします。



3年 保健 けんこうな生活
2022.01.24新学期がはじまり,2週間が経ちました。新型コロナウイルスの勢いはさらに増し,不安が募る毎日です。1日も早い終息を願うばかりです。
初等教育研究会Winterでの提案授業の撮影は1月中旬に行いました。初めて保健を学習する3年生が,健康や自分の体のことを勉強するのは楽しい!,自分がこんなふうに生活すると,これからももっと健康でいれる!,そんなふうに思ってもらえたらと願っています。普段なんとなく行ってことを知識と結び付け,これからも健康でいるために自分はどんなことができるか考えられる授業ができればと思い授業を行いました。






本時までの授業をまとめました。初等教育研究会Winterでは,皆様からの忌憚のないご意見・ご感想をいただけますと幸いです。
デジタル健康観察
2021.08.24




朝,学校の各教室で行われる健康観察。健康観察は,体調不良だけでなく,心理的ストレスや悩み,不登校など,子供の心の健康問題の早期発見・早期対応にもつながるといわれています。さらに,世界的に流行している新型コロナウイルス感染症を予防する観点からもその重要性は増しています。しかし,当校では健康観察を実施していく上で課題があり,昨年からデジタルで運用しています。
デジタルで運用を開始し,健康観察の課題がすべて解決されたわけではありません。ただ,養護教諭の健康観察に対しての負担は減ったように感じています。また,担任と養護教諭,管理職だけが健康観察を確認するのではなく,学校職員が全校児童の健康観察の結果を確認でき,組織的な対応にもつながると感じます。
デジタル健康観察については,書籍「GIGAスクールに対応した全教科・領域の授業モデル 40の実践と業務改善の取組を紹介」にも掲載しています。
感染症予防対策を取り入れた身体計測
2020.05.293つの条件(密閉,密集,密接)が同時に重ならないように,また,子どもと職員が感染症予防対策を意識した身体計測ができるように計画・実施しました。
普段より,密集を防ぐことができる分散登校の時期に行いました。 学級担任へ依頼した事前指導により,子どもたちは友達と友達との距離を保ちながら静かに待つことができ,また計測の練習により,スムーズな身体計測につながりました。
養護教諭は,身体計測をはじめる前に,子どもたちへ友達と友達との距離を保ちながら並ぶことや検査の機器は使用する毎に消毒する意味を伝えました。






- 子どもたちにとって,今回の1つ1つの経験が,健康につながる行動になればと考えています。
規則正しい生活リズムを作るために
2020.05.22学校が休校や分散登校となり,以前に比べさらに子どもたちの生活リズムが崩れてしまう可能性があります。そこで,健康は運動・睡眠や休養・食事から成り立つこと,さらに自宅で過ごす時間が増えると多く利用しがちなメディアを上手に利用しながら,1日の調和のとれた生活リズムを崩れないように,今できていることは続ける,改善した方が良いことを考える機会となるように資料を作成し,指導をしました。






子どもたちは,できていることや改善していきたいことを話していました。少しずつできることから,望ましい生活習慣に変えていく。それを継続できるように今後も働きかけていきたいと考えています。