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2023.03.09
第4次食育推進基本計画は,食育に関する施策を 総合的かつ計画的に推進するために令和3年3月に出された計画である。重点事項として,「生涯を通じた心身の健康を支える食育の推進」「持続可能な食を支える食育の推進」「『新たな日常』やデジタル化に対応した食育の推進」という3つの視点が示されました。「持続可能な食を支える食育の推進」では,「3つの輪」を支える食育を推進目標としています。「環境の輪」「人の輪」「和食文化の輪」の3つである。これらの「3つの輪」について子供が意識を向け,捉えていくためには,「生きているもの(本物)」「食に関わる人」に直接関わる体験活動が有効であると考えました。実感を伴った知識は,力強く,豊かに考えを広げていくことができるからです。今年度,1年生の食育では,様々な食に関する体験活動を行ってきました。体験活動は,子供に強烈に影響を与えます。子供は活動から,五感を使って様々なことを学び取ります。体験活動後は,ウェビングマップの手法で「食育マップ」として体験活動の学びをまとめてきました。
体験活動後には,振り返りシートを書かせました。振り返りの観点は,「分かったこと」と「自分の気持ち」です。振り返りシート作成後,体験活動を「食育マップ(学びの地図)」として,学級で一つにまとめました。
体験活動の学びを思考ツールを用いてまとめることは,見えない思考や感情を言語化することができ,多様な視点や価値を共有する手段として有効です。