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2019.08.02
皆さんは,学級会で子どもたちの意見がA案,B案の真っ二つに割れたら,どのように決めさせますか。
よいとこ取りのC案を提案させますか。
縮小してどちらも行わせますか。
A案を先に行わせて,B案は今度行わせますか。
それで互いの意見を理解し合って,合意形成させることができるのでしょうか。
安易な合意形成になりはしませんか。
なんて書きましたが,新たな案を提案させたり,どちらも行うことになったりもしますよね。
私はあえて,多数決で決めることも許容しています。
なぜなら,多数決をゴールに持ってくることで,子どもたちは学級の全員が納得して結論を出したいと願い,自分とは意見の異なる他者に共感しながら合意形成を図ろうとするからです。
そのために,6年2組で用いているのは
納得軸
です。これです↓
提示の仕方や話合いでの用い方に工夫があります。これだけ見ていただいても伝わらないと思いますので,是非研究計画と指導案をお読みください。または,9月20日(金)の附属オータム研修会で授業をご参観ください。
子どもが学級内の他者の考えを一目で知ることができ,納得してもらいたいターゲットをしぼって話し合うことのできる奥義,それが納得軸です。