勝手に学級会奥義④~複数の柱で行う3段階討議法の限界~

2020.01.05

先日,とある小学校の研究会にお邪魔しました。6年生の学級会の授業を参観させていただきました。学級で行うイベントについて,「何を行うか(内容)」「どのように行うか(工夫)」について,3段階討議法での話合いでした。

子どもたちは,大変よく鍛えられていました。特に,司会の子どもたちの進行は見事でした。決められた時間を意識しながら,非常にスムーズに進行していました。

しかし・・・。

授業後の振り返りの記述を見ました。子どもたちは一様に 「時間通りに進んでよかった」 「司会の進め方がとてもスムーズだった」 と記述していました。進行に関わる内容ばかりでした。

あれ?一人一人の思いは?違いや多様性を生かす姿は?

ここが,複数の柱で行う3段階討議法の限界ではないでしょうか。「時間内に〇〇と◆◆を決めなければいけない」と思うあまり,一人一人の思いや願いが置き去りになってしまう。それは,「少数派の意見にこだわることが,スムーズな進行を妨げる」「空気を読んで回りに合わせる」という考え方を生みはしないでしょうか。

読むなら,空気よりも他者の思い

そんな子どもを育てたいと,私は思います。そこで必要になるのが,一人一人の思いを可視化する

「納得軸(改良版)」

です。これが,他者の思いを読むきっかけになります。

他者の思いを読む子どもの姿をご覧になりたい方は,是非,初等教育研究会へ! お待ちしております。

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