実践紹介 4年小数① ~導入~ 

2019.08.26

今年度の校内研究授業の実践を紹介します。

4年生の小数の単元で授業を行いました。

「綿密に計画を立て,計画通り実行する力」よりも,「とりあえず試してみて,結果に合わせて修正する力」が求められる現在のような時代。算数の指導観も見直していく必要があるのではないでしょうか。

私は,「解釈」と「修正」の活動を視点に,このような力を育成していきたいと考え,実践に取り組んでいます。

子どもたちに提示した問題は「□分は何時間?」。

教師が提示する問題は,なるべくシンプルになるよう心掛けています。



例を示し,子どもと取り組むことで,子どもは問題を理解していきます。教師の先を予想しだしたら,課題設定力を高めるチャンスです。大いに褒めます。

子どもは予想とは異なる数値の提示に・・・

と驚き!「そんなの時間に直せるの?」と言い出す子どもまで(笑)。子どもは未知の問題に出合うと,本当に素直に疑問を表現するものです。そこで,頭の中でどんな数を思い浮かべているか聞いてみます。

子どもの中に「~~できそう」「~~してみたい」が生まれてきたときが,課題を設定するタイミングです。「みんなは,小数で時間を表そうとしているんだね」と確認した後,

「時間を小数で表せそう。どのように考えたら表せるかな?」

と今考えていることを“課題”として確認しました。

その後,「0.18時間」と結果を見通している子どもの発言を採り上げて,その子どもがどうして0.18時間と考えたのかを問います。

他者の考えを“解釈”する活動を仕組むのです。

子どもは,友達の考えを解釈することを通して,この未知の問題の解決にどのように取り組むべきかの方法を話題にしていきます。

さて,困りました。他者の考えの解釈する力が育ちすぎて,みんな納得してしまいました。みなさんだったら,子どもが間違った考え方で納得してしまったとき,どのように授業を進めますか?

A:「実は・・・」と正しい方法を説明する。

B:「そうじゃない」と間違いを指摘する。

C:ヒントカードを与える。

笑顔の裏で,頭を悩ませる私・・・。この後の展開はいかに・・・。

次回に続きます。

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