|
|
小学校サイト |
|---|
2025.09.29
どの教科・領域でも教材研究を行うことと思います。
ところで、社会科の教材研究といえば、どんなことを想定しますか?私が行なっている教材研究について紹介します。
日頃から新聞や県内ニュースをチェックしています。新聞や県内ニュースはネタの宝庫です。新聞や県内ニュースの見出しを見ると、◯年の「〜〜〜」という単元に使えそうなネタだという発見があります。スマホなどで写真を撮っておき、ネタを蓄積しておくようにしています。

授業をする単元が決まったら、まず行うのが教科書を読むことです。

教科書を読むときは、①何が事例として扱われているか、②教科書の流れはどうなっているかを視点として読みます。社会科の巨星、有田和正氏も教科書を最低20回読むことを主張していました。そのくらい読み込むと、何をおさえるべきかということが分かり、資料の見方のポイントとなるものが見えてくるそうです。
ただし、教科書で扱われている事例が子供にとって身近な事例であるとは限りません。そこで、できるだけ地域の「もの・こと・人」を活用することを心掛けています。そのために、次に行うのが情報収集です。私が情報収集を行うとき、次の2つの方法を行います。
新潟市役所コールセンター答えてコール
新潟市中央図書館(ほんぽーと)
「新潟市役所コールセンター答えてコール」は、電話でもメールでも問合せが可能です。情報を提供していただくだけでなく、情報を提供していただく施設も紹介していただけます。
新潟市中央図書館(ほんぽーと)は、レファレンス(資料調査や調べ物の手伝い、調べ方の案内)を行なっています。所蔵の資料を案内していただくとともに、調査のお手伝いをしていただくことができます。また、図書館での情報収集も可能です。

専門的な書物を読むよりも児童用図書をお勧めします。理由は、児童用図書自体が授業の資料になり得る可能性があるからです。
みなさんが勤務している市町村にも行政や公共施設でこのようなサービスを行なっていることと思います。
次に私が行なっているのは取材です。取材には、次のようなメリットがあります。

私が取材の際に心掛けていることは次のとおりです。

取材を行う際、手っ取り早く相手にこちらの真意を伝えるには、教科書を見てもらうのが一番です。小学校の授業ではどのような情報が必要としているのかが視覚的に伝わります。また、とっておきの工夫を聞くこともできます。相手にとっては当たり前の工夫かもしれませんが、子供にとっては驚きの工夫である可能性があります。「子供がどうして、なぜ、わざわざそんな工夫をするのかなと、びっくりする工夫を教えてください」と聞くようにしています。
このように、情報収集や取材を通して得た情報をもとに、資料を選定します。資料を選定するポイントは以下のとおりです。

若い頃、先輩から「資料は社会科の命」とご指導いただいたことがありました。ですから、資料選びは慎重に行いたいところです。教材研究を行えば行うほど、教師は教材について詳しくなり、情報は豊富になります。しかし、それらは子供にとって情報過多であり、情報活用への難しさがあるかもしれません。そこで、自分が驚いた、すごいと思った資料だけを採用するようにしています。
以上が私が行なっている教材研究です。ぜひ、皆様からご批正を賜り、よりよい教材研究の在り方を共に考えていければ幸いです。