自宅学習として,はさみとのりと折り紙でできる図画工作

2020.04.20

☆高学年:色と形のよさを生かして「万華鏡の世界」☆

 新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,各地域で学校の臨時休業が実施されています。国語,社会,算数,理科などは,学習プリントやタブレット端末などを活用して自宅学習の課題が出ています。図画工作でも自宅学習として製作活動できないかと考え,授業を行いました。

 それは,万華鏡の世界を簡単な材料や道具で表現する題材です。使用する材料と道具は,はさみとのりと折り紙です。自宅でも簡単に使える材料や道具です。

 万華鏡は,色や形が規則性をもって,美しく表現されています。算数の対称図形に通じるところもあります。子どもに万華鏡の写真を見せたところ「わぁ,きれい」と歓声があがりました。子どもに「万華鏡の美しさの秘密は,何だと思いますか」と問うと子どもは,色や形に着目し,色の組み合わせや形の配置について語り始めました。

 どのような手順で,製作を始めたのか簡単に画像でご紹介します。

①折り紙を四等分にした小さな折り紙の切り紙をつくります。
 最初に切り紙をつくることで,その形の美しさに,自分でもできそうだと子どもは意欲的になります。

②できた切り紙を中心に貼ります。そのまわりを様々な色の形を配置して貼っていきます。
 折り紙を折る回数によって,同じ形ができる枚数が違います。形は単純な形です。図画工作に苦手意識が出てくる高学年の子どもでも単純な同じ形を複数枚つくることができます。

 この題材は,「どのような形にするか?」「どのような色にするか?」「どのように色や形を配置するか?」「同じ形が何枚いるか?」など多くのことに思考を巡らせ,自分の工夫した美しい規則性に従って製作をしていくよさがあります。

 そして,工夫した規則性には,それぞれの美しさがありました。子どもは,夢中ではさみを動かし,製作していきました。製作途中の作品の一部をご紹介します。

 製作に見通しをもった子どもに,一人4枚折り紙を持ち帰らせ,続きを自宅学習で完成させてくることにしました。「先生からもらった折り紙で足りなくなったら,家にある折り紙を使ってもいいですか」と言ってくる子どももいました。包装紙や広告,読まなくなった雑誌などを使っても面白いですね。

 どんな作品ができあがってくるか楽しみです。

 色や形のよさを生かして,自分にとっての美しさを探究する機会になればと思います。

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