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2019.11.09
資質・能力を育成するために,今後,より一層の充実が求められる「問題解決的な学習過程」。
主体的・対話的で深い学びを実現するためには,この「問題解決的な学習過程」の工夫とより一層の充実が大切なポイントとなります。
一連の過程を紹介します。
① 【学習問題の設定の場面】
子どもの予想との間にすれを生む事実を提示し,不思議に思うことやこれから考えていきたいことを問います。
② 【問題解決の見通しをもつ場面】
予想の成否について議論する場を設定した後,学習の進め方を問います。
③ 【学習問題を追究する場面】
学習の進め方を基にした調査活動設定します。
※明確な見通しをもった子どもたちは,様々な資質・能力を発揮して,主体的な追究活動を進めます。
④ 【学習問題を解決する場面】
調べて分かったことを共有したり,専門家から新たな情報を付加してもらったりする場を設定した後,学習問題の結論を問います。
ある子どもの結論の記述
地震や津波,水害などの自然災害が多い日本では,減災を目指して国や県,市,区,個人で様々な対策をしています。例えば新潟県は,他の県よりも災害が多く,災害に弱い県です。実際に「中越地震」や「新潟・福島豪雨」などもありました。新潟県防災ナビには「県民に避難行動をしてほしい」という新潟県防災局の願いが込められています。だから,少しでも被害を減らすために避難行動をしてもらうという減災としての役割があります。
②「問題解決の見通しをもつ場面」についての指導案です。参考になれば幸いです。