国語科 1年「くちばしクイズをつくろう」 ~ワークシート付き~

2020.09.02

 7月21日(火)に,国語科の指定研究授業「くちばしクイズをつくろう」を行いました。説明的文章「くちばし」(光村図書)は,鳥のくちばしについて,問答形式で分かりやすく説明してあり,クイズに答えているような楽しい気持ちで学習することができる教材です。 本単元では,「くちばし」を読んで一番驚いたことを認め合い,自分の考え(誰の考えに共感したか+その理由)を自分の言葉で友達に伝わるように表現する子供の育成を目指しました。
 本単元には,次の二点の価値があります。一点目は,説明的文章の基本の構成を理解できる価値です。 教科書の見開き左ページに,「これは,なんのくちばしでしょう」という文と絵とによる「問い」があり,ページをめくると,次の見開きの右ページに「これは,○○のくちばしです」と「答え」とがあります。くちばしの種類ごとに,「問い-答え」の構成が三度繰り返されています。「答え」に続く文も「くちばしの使い方」「何を食べるか(餌)」という説明が同じ順序で書かれています。「問い」に対する「答え」,その「説明」といった構成は,本単元以降の説明的文章においても基本の構成です。そのため,異なる内容の説明が同じ順序で述べられている教材文「くちばし」を読むことは,説明的文章を初めて読む子供にとって,違いを比べやすく理解しやすいといえます。
 二点目は,相手に伝えることの楽しさを実感できる価値です。上掲のとおり,本単元では,「事物の仕組みを説明した文章などを読み,分かったことや考えたことを述べる活動」といった言語活動を設定しました。分かったことや考えを述べるためには,文章から情報を正確に読むことが前提です。教材文「くちばし」で説明されている事柄を正しく読むことが相手に事柄を説明する第一歩となります。さらに,全校の友達に楽しんでもらうために鳥のくちばしクイズを作るといった読みの目的(文脈)があるため,子供は,友達に進んで伝えようとします。このように,自分が作ったくちばしクイズを友達と伝え合うことで,子供は,相手に伝える楽しさや嬉しさを実感できます。
 本単元の指導案の他にも,「くちばしクイズ」を作るためのワークシートも付けました。ぜひ,ご活用ください。

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