4年新単元「地域で受けつがれてきたもの」

2019.11.01

新学習指導要領で始まる新しい単元の実践をもう一つ紹介します。この単元の⑥を附属オータム研修会で公開しました。

この単元で目指す子どものゴールの姿は次の通りです。

「古くから残るものには,昔も今も地域の人たちの受け継いでいきたいという願いが込められて,保存や継承のための取組が行われている。私も地域の一員として,古くから残るものの保存や継承のためにできる協力をしていきたい」

①新潟県内に古くから残る年中行事や文化財について調べ,単元を貫く学習問題を設定する。

②③萬代橋について調べ,地域の人たちの取組,そこに込められた願いを考える。

④⑤片貝まつりについて調べ,地域の人たちの取組,そこに込められた願いを考える。

⑥⑦一本杖スキーについて調べ,地域の人たちの取組,そこに込められた願いを考える。

⑧単元を貫く学習問題の答えを考え,これまでの学習をまとめる。

⑨年中行事や文化財をこれからもずっと続けていくために大切なことを考え,文章に書く。

ポイント!

この新単元は,県内の年中行事や文化財を対象としています。特徴的な三つの事例を採り上げ,最後に共通点を考えさせることで,単元で目指すゴールに迫ることができると考えました。そこで採り上げたのだが,新潟市の萬代橋,小千谷市の片貝まつり,上越市の一本杖スキーです。三つは全く質の異なるものですが,地域の人が大切に思い,受け継いできたことは共通しています。子どもにとって対象が身近なものではないのがネックですが,短い時間で複数の事例を扱うことで概念的な知識を捉えられると考えます。

ワンプッシュ!!

「自分たちも地域の伝統を未来へ受け継いでいきたい」と単元の終末に考えた子どもに,音楽科の学習で地元の地域の伝統芸能などを学ばせます。このときに地域の方に教えていただいたり,一緒に体験したりすると,社会科と音楽科を関連的に学習させることができます。

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