6年説明文「時計の時間と心の時間」

2021.09.06

 今年度も6年生の説明文の学習を研究しています。6年生の教科書には,自分の生き方を考える説明文が散見されます。これは,卒業を控え,中学校を目前にした6年生の発達段階にふさわしい構成といえます。
 そこで,春先から子供と一緒に卒業までのこの一年間で,説明文の学習を通し,「自分の生き方を見つめること」を目標として共有しました。これには,絶対解はありません。一人一人の将来設計によって異なります。年間を通して,友達との対話,自問自答を繰り返すことによって,その目標に一歩一歩近付いていくと信じています。このように,意義のある太い文脈を走らせたうえで説明文の学習を差し込んでいく授業デザインを構想し,実践を蓄積しています。読みの目的が明確になるため,子供が主体的かつ対話的に読み進められるのではないかと思っています。
 今回は, 1学期に実践した説明文「時計の時間と心の時間」の授業についてご紹介します。この教材は,子供が共感でき,理解しやすい内容になっています。
 一方で,「私たちに必要なのは,心の時間を頭に入れて,時計の時間を道具として使うという,時間と向き合うちえなのです」といった筆者の主張を真に理解することには,難しさがあります
 本単元では,グループでの対話を重視し,筆者の主張に対する自分の考えをまとめることに重点を置きました。筆者が放つメッセージに対して自分はどう考えたのか。様々な情報から自分の考えを形成していく資質・能力が,これからの令和の時代を生きる子供に必要であると考えています
 皆様からのご意見,ご感想をお待ちしております。
 秋・冬の初等教育研究会でお会いしましょう!
 
 次回は,6年物語文「やまなし」 の授業についてご紹介します。

<1時間目>
<2時間目>
<3時間目>
<4時間目 本時>
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