NEW HORIZON Elementary Unit7実践紹介

2021.08.24

1学期にLet’s go to Italy.の単元で授業を行いました。

発表領域においてこのような授業は見たことがありませんか?作った台本を暗記し,一生懸命発表している姿です。意欲的に取り組んではいるものの,外国語の本質であるコミュニケーションという観点から考えると少しものたりない姿です。上の図のような子供は英語を使えたことに満足しており,「相手に伝わっているか」という視点が欠けているのです。そこで,授業改善として相手意識をもたせるための手立てを2つ考えました。

 

 子供は8つのグループに分かれ,自分の興味がある国の情報を調べています。単元末の言語活動では,互いが調べた国の情報を伝え合います。単元,本時の詳細は指導案をお読みください。 ここで大事なことは,お客さん役に伝えるという目的を共有することです。発表すること自体が目的ではなく,相手に伝えるという目的を改めて確認する場をつくるのです。

 相手意識をもたせるために,発問の工夫を行いました。聞き手に対して発表の感想を問います。話し手である旅行会社役の子供は,聞き手の感想を受けることで自然と自分の発表を見直します。相手意識のうすい発表では,充分に魅力を伝えることができないということに気付き,発表を改善していきます。

 このように,相手意識をもった子供は上図のように相手の好みを質問したり,相手の好みに合わない提案だったときには,説明を追加して更に魅力を伝えるなどの工夫をしていくことができました。

 しかし,今回の実践では,「情報が足りないからiPadで調べ直した方がよい」「間を空けた方が相手に伝わりやすい」「視線を気をつけよう」など,改善方法が英語から離れてしまう姿も見られました。

 この課題を克服した姿を秋の授業公開で皆様にお示ししたいと考えています。

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