家庭でできそうな仕事をみつけよう~お茶をいれてみよう~

2021.06.05

今年度も家庭科の学習がスタートしました。

5年生は初めての家庭科,6年生は2年目の家庭科の学習となります。そんな2学年が,一緒に学習をするとどうなるのでしょう。

第5・6学年複式において,「お茶をいれてみよう」の学習をしました。この学級は,5年生8名,6年生8名の計16名です。

5年生と6年生でペアになり,お茶をいれました。「どのようにペアになる?」との問い掛けに,子供は学年別になりやってみようと自分たちでペアをつくりました。

ペアで4人分をいれました。自分たちの分2つと,他のペアへ2つ。自分たちのいれかたと,他のペアのいれかたを比較するためです。子供は,「自分たちの方が濃い」「他のペアと同じ濃さだ」と気付きを伝えていました。

6年生は,昨年度の実習を思い出し,改善点を5年生に伝えていました。また,5年生は6年生からのアドバイスをもとに,急須にお湯をいれて同じ濃さになる工夫を考えていました。

ふり返りにもあるように,6年生は,昨年度のお茶のいれかたとの比較も行っていました。

「昨年は濃すぎたから,今年は茶葉を調節しておいしくいれたい」とう思いを5年生に伝え,一緒においしいお茶をいれようと取り組んでいる姿。とても自然な学び合いがみられました。

「他の調理もリベンジしたい!」そんな思いを強くしている6年生と,「家庭科って何をするかわくわくする!」と意欲的な5年生との今後の学習がとても楽しみです。

今回ご紹介した第5・6学年複式は,オンライン開催の複式教育研究会(社会・算数)でご覧いただけます。

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