初等教育研究会「すなおにあやまる心」

2020.01.23

子どもは「きまりを守ることは大切」「わがままな行動をしてはいけない」など,道徳的価値の大切さは分かっています。

しかし,これまでに「大切だ」と教えられただけで,観念的な理解に留まっていることが多くあります。

道徳の授業によって,子どもが「本当に大切だ」と実感を伴って理解することができるようにするために,問題解決的な学習に焦点化して研究をしてきました。

「自分であればどうするか」を考え,語り合う子どもたち。

友達の考えを聞き「あ~,その気持ち分かる。だって~」と自分の経験と関連させて考えたり,「友達の考えを聞いて考えが変わりました」と見方を広げたりする姿がありました。

役割演技をすることで,道徳的心情を高めるとともに,道徳的価値を実現することの難しさを感じ,「どうするといいのかな」などと,考えを深めていました。

2月6日,7日の初等教育研究会では,「正直,誠実」の内容項目で授業を行います。

子どもが考え,議論する姿をご覧いただき,ご批正をいただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

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