描こう!10年後のまちの未来

2019.07.26

 国語科で学習したコミュニティデザイナー山崎亮氏の「町の幸福論」を知識のベースとして,総合学習をスタートさせました。

 国語の授業だけでは扱い切れない内容を総合学習で学ぼうと提案しました。まず, 「町の幸福論」に倣って,バックキャスティングによって10年後の新潟のまちの姿を考えました。子どもが考えた10年後のまちは,「楽しさを感じられるまち」「人々の交流があるまち」「笑顔が絶えないまち」など多岐に渡りました。

 「観光客をどう呼び込むか」という外に意識が向いている子どももいたので,10年後の未来は「市外や県外に住む人のためか,それとも10年後の自分のためか」を問いました。視点を明確にさせるためです。この働き掛けによって子どもは,「10年後の自分のため」という視点を定め,これを踏まえた話し合いによって,目指す10年後のまちの姿が「楽しいまち」に決まりました。

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