相手にもっと分かりやすく伝えよう【2年国語】-初等教育研究会Winter-

2022.01.26

いよいよ,初等教育研究会Winterが近付いてきました。初等研Autumn協議会で浮かび上がった以下の4つの改善点を基にして,今回の単元「相手にもっと分かりやすく伝えよう-楽しかったよ,2年生-」を構想しました。



7月の実践では伝える相手を「同じクラスの友達」に,10月の実践では「1年生」に,そして今回は「他校の2年生」に伝えることを提案しました。相手意識を外に向け,資質・能力のレベルアップを狙いました。

子供に「発表を誰に伝えたいですか?」と問うと,「(6月に転校した)希さん!」という声が数多く挙がりました。そこで,伝える相手を「他校に転校した友達」に設定しました。

以下,単元の流れと本時に至るまでの学びの様子を紹介します。

グループごとに相談し,自分たちの担当の発表内容を考え,構成カードに書きました。

構成カードが完成した段階で,試しの発表を行い,発表動画を撮影しました。この動画は,「伝える内容を考えたばかり」「読むだけで精一杯」の内容面でも技能面でもまだまだ不十分さのある動画です。これを「修正・改善」していく過程で,「知の更新」を目指していきます。

そのために,本時では以下の3つの働き掛けを行います。

子供がどのように「対話」し,どのように「知の更新」をしていったのか。ぜひ授業動画をご覧いただきたいと思います。そして,ぜひ協議会にも参加していただき,忌憚のないご意見をいただけると幸いです。

どうぞ,よろしくお願いします。授業協議会でお会いできることを楽しみにしています!

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