個人研究

体育科: 姓 名

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ユーザーテスト投稿です。 改行などなど。。

知っている曲に合わせて,和太鼓をたたこう

2019.09.27

①音色や演奏の仕方を見つける学習です

 2年生の子どもたちと一緒に,「お祭りの音楽づくり」を行いました。

 まず題材の始めに和太鼓を提示し,楽器に触れる場を設定しました。触れる機会があまりない楽器を試させ,音色や演奏の仕方に着目させるためです。子どもは,生活経験を想起しながら「皮の真ん中を叩くと,ドンと音が出るよ」「縁もカッカと音がするよ」「続けてドコドコドコと叩くこともできるよ」「連打って言うんだよ」などと発言していました。

次に,生活の中でなじみのある音楽に合わせて,和太鼓を試奏する場を設定しました。音楽に合わせて試奏することでゲーム性を高め,和楽器を身近に感じさせるためです。子どもは2人組で馴染みの曲(運動会で踊ったパプリカ・夢を叶えてドラえもん・となりのトトロ)に合わせて,意気揚々と太鼓を叩いていました。太鼓を身近に感じ始めた子どもに「新潟には太鼓の達人がいるんだよ,萬代太鼓の方の演奏を聴かせてもらおう」と提案しました。

 さて,どんな出会いが待っているのでしょうか。

旋律に合わせて太鼓を叩いたり拍を刻んだりと,様々な工夫が生まれます

現象と方法を要因でつなぐ理科授業

2019.08.18

プロペラカーを作ろう-ゴムの働き-

 今年度は,「現象」と「方法」を「要因」でつなぐ授業を目指します。ものづくりには,目的となる「現象」があります。それを達成するために,これまで学習した資質・能力を発揮してどのようにしたらよいかという「方法」を考えます。その理由を説明するときに,物の性質や働きといった「要因」を用いて説明するのです。

 プロペラカーは,これまで学習してきたゴムカーと同じようにゴムの元に戻ろうとする力で動きます。元に戻ろうとする力が強くなるにはどうしたらよいかを考えます。

 プロペラカーで遊んだ子どもに,太くて短いゴムと長くて細いゴムで作ったプロペラカーを提示して,どちらのゴムか見えないようにして100回巻いて走らせます。すると,片方はギュンと走って遠くまで走ります。その後,2本のゴムを提示して,どちらが遠くまで走ったかと問います。

子どもは,これまでのゴムカーを走らせたときのことを想起して,ゴムの元に戻ろうとする力が強くなるから,太い方が走るなどと予想をもちます。そこで,プロペラとゴムのみを与え,ゴムの元に戻ろうとする力が強くなったのかを確かめさせます。どこを見ればいいかを尋ねると,ゴムの張り具合,プロペラの回る速さ,ゴムの団子,ゴムの音など様々な視点で,ゴムの力を調べました。

そうすることで,【遠くまで走る(現象)】ためには,【太くて短いゴムを使う(方法)】なぜなら,【プロペラが速く回って,元に戻ろうとする力が強くなったからだ(要因)】と現象と方法を要因でつないで,プロペラカーが遠くまで走る仕組みを説明することができました。

 詳しくは,指導案やN-PORTをご覧ください。

気持ちを伝え合って -相互理解,寛容-

2019.08.13

 子どもたちが学校生活で行っている係活動。もしも自分と同じ係の友達が仕事をしていなかったら・・・。「水やり係」の教材を使い,友達が係の仕事をしていなかったときにどうするとよいかを話し合うことを通して,自分の思いを相手に伝えるとともに,相手のことを理解しようとする心情を育てることをねらいとして実践を行いました。

 自分だったら「クラスのみんなのために注意をする」と考えていた子どもが,友達の考えを受けて,「水やりをちゃんとやると頼りにされるよ」と伝えるなどと,クラスのみんなのことを大切にしつつ,相手の立場や気持ちも考えて,自分の思いを伝えようと考えが変わる姿が見られました。

 その後,実際にどんな言葉を,どんな態度で声を掛けるのかを試す役割演技の場を設けました。友達の演技を見て「優しい感じがして,嫌な感じがしなかった」と,相手の立場を考えながら声を掛けるよさを感じたり,「あんまり優しすぎるのも『次からちゃんとしよう』と思ってもらえないんじゃないかな」と,自分であればどうするかを深く考えたりすることができました。

 しかし,「はじめと考えが変わらなかった」という子どももいました。子どもがこれまでもっていた道徳的価値を「あれ,今まで考えていたことと違うぞ」などと変容させるための働き掛けを考えていく必要があると改めて感じました。

子どもと一緒にゴールを描こう

2019.08.13

 附属新潟の総合学習は,70時間の大単元をつくって活動します。大単元をつくることには子どもの目的意識を継続させる難しさがありますが,そこは教師と子どもが単元のゴールを一緒に描くことで乗り越えていきます。まちづくりをテーマとする本単元では,自分たちが描いた10年後のまちの姿と,それを実現させる方法を多くの人に伝えたいと子どもは考えました。「大きなホールで発表したい」「動画にまとめて発表したい」という子どもの願いを聞きながら,教師は「会場は,大学のホールでどうだろうか」「ケーブルテレビで番組をつくろう」と提案していきます。これがゴールを描くときの教師の役割です。

 

 ゴールが少し具体的になってくると,子どもはプロセスにも目を向けるようになります。誰に伝えるか(ターゲットの焦点化),誰に会うか(協力者の選定),何を考えるか(情報の整理・分析),というような意見も子どもの側から出てきます。本単元においては,「私たちは楽しいまちを目指しているけど,考えていることはみんな違うよね」という子どもの発言が秀逸でした。この発言が,子どもにとって合目的的な活動に転換するきっかけになりました。これは,教師と子どもが一緒になってゴールを描こうとしたからこそ表出されたものだと思います。  

 

 ゴールを描いた子どもが,10年後のまちについて,何を,どのように考えたのか。次回の更新でお伝えします。

かたづけよう 身の回りの物

2019.08.12
整理・整頓の方法について考えました。

 指定研究授業で,5年「かたづけよう 身の回りの物」の単元を行いました。普段,たくさんの物に囲まれて暮らしている子どもにとって,整理・整頓は生活の身近な問題です。今までの経験を振り返りながら,自分の生活の課題につなげる手立てや,整理・整頓の方法を自己の生活に生かす手立てについて考え,実践しました。

  詳細は,研究計画,指導案をご覧ください。

鑑賞と表現の先に見えるもの

2019.08.10

~たたいて つないで たるきぬた~

永島流新潟樽砧から学ぶ

伝統音楽の授業、どうしていますか?

 伝統音楽領域の学習は,音楽を形づくっている要素が掴みづらい,子どもに魅力がうまく伝わらない・・・悩みがたくさん出てきます。

 本題材では,子どもにとってなじみのある郷土の音楽を鑑賞し,樽太鼓による音楽づくりを学習します。郷土の音楽とは,郷土のわらべ歌,獅子舞の音楽,お囃子,盆踊り唄,民謡などを指します。本題材では,新潟総踊りの伴奏楽器としても広く知られている樽砧を鑑賞し,リズムを工夫して音楽づくりをする姿を目指します。


 本題材の価値は,大きく三つあります。
 一つ目は,永島流新潟樽砧伝承会の生演奏を鑑賞することの価値です。題材の始めに生演奏を聴かせることで,演奏者を通した鑑賞活動を設定します。子どもは,演奏者の息づかい,表情,音の響きを様々な感覚を使って鑑賞することにより,郷土の音楽への憧れをもちます。さらに,体験させることで,演奏者のような音色で太鼓を叩くことが難しいことに気付かせ,「もっと太鼓でいい音を出したい」「リズムを覚えて叩きたい」という欲求を高めさせることができます。


  二つ目は,演奏形態が簡素で,工夫次第では太鼓のリズムを生かした音楽づくりが可能なことです。教科書教材にも,鑑賞の後に音楽づくりが設定されていることが多いのですが,鑑賞で学んだことが音楽づくりにうまくつながらないと感じたことはありませんか?樽砧のリズムは,実際には複雑で,すぐに演奏できるようなものではありません。そこで太鼓のリズムに焦点化し,繰り返して演奏されるリズムを問います。樽砧のリズムに慣れたところで,創作リズムと組合せ,八小節の「私の樽砧」をつくることを提案します。聴き取ったリズムを基に音楽づくりをすることで,鑑賞と表現とを関連付けることができるのです。


  三つ目は,この時期に学習することの価値です。ちょうど本日は,新潟まつりの真っ最中!!街を歩くと,郷土の音楽があふれています。郷土の音楽が私たちの生活の中で生きていることを知るもう一つの鑑賞の機会,祭りは夏季に多くあります。本題材は,七月に授業をしたので,子どもたちが祭りでまた郷土の音楽と出会い,新たな視点で音楽を感じてくれたらと願っています。音楽科での鑑賞と表現との先に,生活の中の音楽として存在する郷土の音楽を直に体験し,見直すきっかけになると考えています。

 詳しくは,研究計画ならびに学習指導案をご覧ください。

 ご意見・ご感想をお待ちしています。
 

はさみが次第に切りにくくなるのはなぜ?~6年「てこの規則性」~

2019.08.03
はさみが先の方へいくと切りにくくなっていく理由を考えました!

 指定研究授業で,6年「てこの規則性」の単元を行いました。

 はさみの先の方へいくと切りにくくなっていく理由を実験用てこでの実験を通して考えるという内容でした。

そのために,単元内の学習の順序を入れ替えました。教科書は,力点や作用点の支点からの距離を変え,重いものをより小さな力で持ち上げる方法を調べる→てこがつり合うときのきまりを調べる,です。本実践では,実験用てこの使い方に慣れてもらうために,つり合うときのきまりを調べる学習を先に行いました。この学習で子どもたちは,実験用てこをつり合わせることで,必要な力や重さが分かることを見いだしました。

 本時では,まず,はさみで厚紙(A3コピー用紙を4回折ったもの)を子どもに切らせました。すると子どもは,次第に切りにくくなっていくことを感じ,なぜ先の方へいくと切りにくくなっていくのかという問いをもちました。

 そのような子どもたちに,実験用てこを与えました。ちなみに,はさみの刃と実験用てこに目盛りを付け,おもりはスライドできるようにしました。また,実験用てこに長方形の厚紙を貼り,見た目をはさみに近付けました。そして,「実験用てこがつり合ったら,はさみでは紙が切れている」状態であることを確認しました。

 この実験では,はさみで紙を切る場所が次第に支点から離れることから,実験用てこの作用点の位置を動かします。逆に,はさみの持ち手はいつも同じことから,実験用てこの力点の位置は動かしません。一方で,はさみの刃に直接力を加えているわけではないので,作用点のおもりは増やしません。逆に,紙を切るときに手の力加減は変わるため,実験用てこのおもりは増やします。このように制御する条件を確かめた後,実験を始めました。

 子どもたちは,はさみの動きと実験用てこの動きを比べながら,先の方へいくと切りにくくなっていく理由を議論していきました。

実験用てことはさみとを比較


描こう!10年後のまちの未来

2019.07.26

 国語科で学習したコミュニティデザイナー山崎亮氏の「町の幸福論」を知識のベースとして,総合学習をスタートさせました。

 国語の授業だけでは扱い切れない内容を総合学習で学ぼうと提案しました。まず, 「町の幸福論」に倣って,バックキャスティングによって10年後の新潟のまちの姿を考えました。子どもが考えた10年後のまちは,「楽しさを感じられるまち」「人々の交流があるまち」「笑顔が絶えないまち」など多岐に渡りました。

 「観光客をどう呼び込むか」という外に意識が向いている子どももいたので,10年後の未来は「市外や県外に住む人のためか,それとも10年後の自分のためか」を問いました。視点を明確にさせるためです。この働き掛けによって子どもは,「10年後の自分のため」という視点を定め,これを踏まえた話し合いによって,目指す10年後のまちの姿が「楽しいまち」に決まりました。

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