個人研究

国語科: 渡邉 裕矢

国語科: 渡邉 裕矢

附属新潟小学校1年目。渡邉 裕矢(わたなべ ゆうや)と申します。

研究教科は国語科です。「話すこと・聞くこと」領域を中心に研究を行っていきます。

 

情報化やグローバル化が進み,コミュニケーションの在り方はどんどん変化しています。こんな時代だからこそ,「人と人とがうまくコミュニケーションを図ること」が今まで以上に求められているのではないかと考えます。そう考えると,「話すこと・聞くこと」の学習は,より一層重要なものとなっています。

 

「資質・能力を身に付けさせるためには,どのような対話の在り方が望ましいのか?」

「対話において,話をつなげていくためにはどんな働き掛けが有効なのか?」

実践を通して,明らかにしていければと考えています。

 

多くの皆様から,御批正をいただければ幸いです。

どうぞ,よろしくお願いします。

 

メール:watanabe@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp

授業改善に向けて -初等研Autumn協議会より-

2021.11.12

 先日,初等教育研究会Autumn協議会が行われました。紅葉日和,晴天の休日にもかかわらず,県内・県外から多くの皆様に参加していただき,大変感謝しております。ありがとうございました。

 協議会当日に提示した発表資料や,協議会の様子をお伝えしたいと思います。

 このように,本実践の概要と,抽出ペアの学びの姿を説明しました。

 その後,2つの協議題を軸に協議を行いました。協議題①は,「モデル動画と構成カードを段階的に提示して内容を検討したことは,子供たちが必要な事柄を選ぶ見通しをもつ上で有効に働いたか」。まず,協議会参加者の皆様から,Zoomの投票機能を使って評価をしていただきました。

 この働き掛けについては,概ね肯定的な評価をしていただきました。以下,協議で話題になった「授業の課題点」や「授業改善に向けた視点」をお伝えします。

 次に,協議題②「抽出ペアの姿に『探索的な対話』は見られたか。また,『中核的な内容』に向かっていたか」についてです。投票機能によるアンケートの結果は,以下のようになりました。

 「中核的な内容」に向かっていたという肯定的な評価が多い中,「探索的な対話」にはならなかったのではないかという意見もいただきました。以下,課題や授業改善に向けての視点です。

 また,協議会の中では,「年間を通してどのように『話す・聞く』資質・能力を育てていくのか」ということも話題に挙がりました。私は,以下のように単元のつながりを考えながら,年間の指導計画を構想しています。

 ここで大切なのは,各単元の入口を,「前回の単元で撮影した自分の発表動画を見返すことからスタートする」ということです。これまでの学習で「どんなことができたのか」また,「どんなことが足りないのか」を振り返ることからスタートするということです。そして,各単元だけではなく,これまでの学びを振り返りながら,スパイラルに資質・能力の育成を行っていきます。

 協議会では,たくさんのご意見をいただき,大変勉強になりました。初等研Winterに向けての授業改善の視点として大切だと考えていることは,以下の点になります。

 協議会でいただいたご意見をもとに,授業をしっかりと見つめ直し,授業改善に生かしていきたいと思います。

 2月の初等研Winterでは,今回よりも何倍も素晴らしい子供たちの姿をお見せできるように頑張りたいと思います!よろしくお願いします。

相手に分かりやすく伝えよう【話す・聞く】-初等教育研究会Autumn-

2021.10.27

 初等教育研究会Autumnが近づき,授業動画の公開もスタートしました。ここで,研究会で公開する授業の前時までの流れをお伝えします。「1年生にお気に入りの本を紹介する」という言語活動を設定し,単元の学習を進めていきます。以下,第1時~第6時までの学習の様子です。

 発表の仕方(話し方)について,上手になったと実感し,発表する自信をもった子供たち。「もう,いつでも発表できるよ!」と考えている子供たちに対し,内容面にも目を向けてほしいと考えました。しかし,何もない状況で内容面に目を向けることは,低学年段階では難しいです。

 そこで,聞き手に近い立場である「1年生の担任の先生」からアドバイスをもらうことにしました。子供たちの2回目の発表動画を見てもらい,その発表についてアドバイスをしてもらった動画を子供たちに提示しました。

 発表の仕方についてほめられた子供たち。「やったあ!」と喜んだところ,「ですが…」という言葉が続きます。

 「たくさんの内容を話されると,1年生は分からなくなる」ということを伝えられます。「たくさん話した方がきっと1年生は分かりやすいはず!」と考えていた子供たちは戸惑います。

 「どんな内容にすれば,1年生にとって分かりやすい発表になるんだろう?」

 単元を通して,初めて発表の内容面に課題意識をもった子供たち。この状況の子供たちが,どのようにして発表内容をより分かりやすいものにしていくかを,本時の授業で提案します。

 11月6日(土)の協議会では,ぜひたくさんのご意見をいただき,初等研Winterに向けての授業改善の視点を学びたいと思っています。また,授業動画視聴後のアンケートにもご協力をお願いします。研究会へのご参加をお待ちしています!

自分の思いを伝えるために話し方の構成を工夫する ~2年「あったらいいな,こんなもの」~

2021.08.05

 本単元では,「自分の伝えたい思いに合わせて,話す事柄の順序を考えること」を中核的な内容に設定しました。そして,ICTの活用も位置付けながら単元を構成しました。

 子供たちは,自分の考えた道具をよりよく伝えるために,話す事柄の順序を考えながら発表原稿を作り,聞き手に伝えることができました。しかし,今回の実践から,新たな課題が見つかりました。

 ▲自分の考えが形成された段階では,話す事柄の順序を変える必要感を感じない子供が見られた。

 ▲構成を考える場面では,「書くこと」のような授業になってしまった。「話す・聞く」のよさを生かした授業にする必要がある。

 課題を修正しながら,次の実践に取り組んでいきます。

自分の思いを表現する言語活動の工夫 4年「アップとルーズで考える」

2021.05.31

 今年度は,国語専科として,2・4・5学年の国語授業を担当しています。学年や領域問わず,実践した内容を提案していきたいと思います。4年「アップとルーズで考える」での実践です。

 子どもたちは,自分たちが経験した運動会という行事だからこそ,「書きたい」「伝えたい」というエネルギーをもって学習に取り組みました。これからも,子どもたちの思いを大切にした言語活動を設定していきたいと思います。

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