個人研究

栄養教諭: 滝沢 若奈

栄養教諭: 滝沢 若奈

附属新潟小学校3年目、栄養教諭の滝沢 若奈(たきざわ わかな)です。

 

食べることは、栄養をとるだけでなく、香りや音、会話や季節の移ろいなど、たくさんの要素が重なり合う営みです。

栄養教諭として、「食という営みを楽しむこと」を大切に、子供が「安心」「嬉しい」「楽しい」と感じられる、よりよい給食の時間や食育の授業をコーディネートしていきたいと思っております。

また、今年度は、食の楽しさに子供が自然と触れられるような環境構成についても実践し、情報を発信していきます。

 

たくさんのご意見をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

研究キーワード:「環境構成」「ICT活用」「ナッジ」「シンキングツール」

メール:takizawa@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp

ちょうりいんさんとなかよし

2025.10.06

1年生は、小学校の給食が始まってから半年が経ち、少しずつよりよい給食の時間とは何か、ということを意識し始めている。また、道徳の時間において、「ありがとうを伝えよう」の学習をした際に、「調理員さんにありがとうを伝えたい」「もっと調理員さんのことを知りたい」という思いをもった。そこで、子供たちの思いを取り上げ、栄養教諭から「調理員さんと私しか入れない給食室の中をzoomなら見せられるよ」と提案し、zoom給食室探検ツアーを実施することにした。

zoomによる見学をした子供たちは、調理員やその仕事に興味をもった。

本時の学級活動では、自分たちの給食の時間の実態を提示した後、調理員がどのような気持ちで仕事をしているかを問うた。そして、実際に調理員の思い(動画)を提示した。その後の活動の様子である。

調理員を喜ばせるためにどのような行動ができそうかをハートのカードに書き、黒板に貼り付ける活動を行った。貼り付ける際は、クラゲチャートをイメージして板書し、情報の整理と可視化を行った。

授業の終末では、共有された情報の中から「これから自分がやることを選ぶとしたらどれか。」と問い、選んだ行動とその理由とを記入させた。

子供は、調理員の思いと自分たちの行動とを関連付け、給食時間のよりよい行動を意思決定した。事後の活動(給食の時間)では、「今日もお皿ぴかぴかにできるように頑張りたいな。」「先生、今日の給食もできるだけ残さず食べるよ。」と意欲をもっている様子が見られた。

魅力を伝える給食

2024.08.30

 3年生は、総合的な学習の時間で、みそについて学習をしています。みそについて探求を進めていくうちに、子供たちは「みその魅力を伝えるために、○○さん(見学に行った醸造所)のみそを使った給食を出したい!」という願いをもちました。

 そこで栄養教諭から、「給食で作れる料理と作れない料理があること」、「作るための条件があること」などについて子供たちに伝えました。子供たちは、その条件をもとに、「どんな給食のメニューにすれば、附属新潟小のみんなにみその魅力が伝わるかな?」とレシピを調べ始めていきます。

みそからあげに決定!

 みそからあげの味付けのイメージや、どんな材料を使うかなどについては、栄養教諭と子供たちとで話し合って決めました。実際に出来上がったみそからあげを食べた3年生の子供たちは、「想像以上においしかった!家でも作ってもらおう。」「附属新潟小の定番メニューにしてほしい。」と喜んでいました。他の学年の子供たちからも「いつものからあげもいいけれど、みそもすごくおいしい。」という声が聞かれました。まさに「みその魅力を伝える給食」が実現できたのではないかと思います。

このページのトップへ