個人研究
家庭科:
小川 有美

附属新潟小学校4年目となりました。小川有美と申します。
今年度は,高学年複式学級を担任します。
「今こそ家庭科!」
家庭科は,よりよい生活を創造するために,生活の営みを工夫する力を育てる教科です。
子供が,生活経験によって「わかったつもり」になっている曖昧な生活知を問い直し続け,生活の仕組みを理解することが大切であると考えます。生活の背後にある根拠を追究し,そこで得た知を新たな価値や情報として付加して,生活知を更新していく。このような子供は,変化する多様な生活の中で生活の在り方を問い直し続け,適切な方法を選択・判断し,生活の営みを工夫していくのではないでしょうか。
授業では,見いだした解決方法をどのように捉え直させていけばよいのか。自分の生活をよりよいものにするために,子供の学びをどう支えていくことができるのかを追究していきたいと思います。
今年度も,たくさん学び,実践につなげていきたいと思います。
多くの皆様からご指導いただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
お気軽にご意見・ご感想をお寄せください。
メール ogawa@fusho.ngt.niigata-u.ac.jp
-シン・朝食の技-
2022.12.10朝食作りをよりよくするためには?9時間目(本時)と10時間目の実践です。





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健康でおいしい食生活-シン・朝食の技-
2022.06.20
「おいしい」「栄養バランスのよい」「健康な」朝食を作るために,食べるとはどういうことかを考えたり,どのように調理をしたらよいかを考えたりすることを通して,学びを深めています。
1~8時間目の授業の様子をご紹介します。






家庭科ガイダンス 5年
2022.04.175年生になって初めての家庭科。家庭科ってどんなことをするの?
家庭科のイメージを膨らませながら,家庭科って〇〇する教科なんだ!と一緒に考えた一時間でした。



初等教育研究会Winter「快適な生活プロジェクト-あたたかい冬の住まい方-」
2022.02.04初等教育研究会Winterの授業「快適な生活プロジェクト-あたたかい冬の住まい方」の1~3時間目までの様子です。

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初等教育研究会Autumn家庭科「快適な生活プロジェクトⅠ~音と生活との関わり~」
2021.11.22









初等教育研究会Autumn&Winterのお申し込みは随時受付中です。
ぜひ,ご参加ください。
家庭科×ICT②「物やお金の使い方」
2021.10.29第5学年の学習で,買い物の仕方について考えました。
買い物をするときに,どの場面で契約が成立するのかを考えました。

どの場面かを考えさせるために,ロイロノートのテキストに場面図を入れ,提示しました。
子供は,自分が考える場面を選び,理由を書きます。
その後,提出箱へ提出させ,考えを共有しました。



過去の実践2020.02.09「消費者の役割って何?-物やお金を上手に使おう-」もご覧ください。
小川有美 | 新潟大学附属新潟小学校初等教育研究会 (fuzoku-niigata.jp)
初等教育研究会Autumnお申し込み受付中です。ぜひご参加ください。
附属新潟小学校初等教育研究会 | 新潟大学附属新潟小学校初等教育研究会 (fuzoku-niigata.jp)

快適な生活プロジェクト-音と生活との関わり-
2021.10.13初等教育研究会Autumn「音と生活との関わり」の1時間目の授業で,身の回りの音について考えました。





家庭科×ICT 「物を生かして住みやすく」
2021.09.04第5学年 「物を生かして住みやすく」の実践です。







快適な生活プロジェクトⅠ~快適な夏の住まい~
2021.08.11第6学年「快適な夏の住まい」の実践です。
1時間目から5時間目までの学習の流れです。




2時間目と3時間目には,暑さを感じる原因を考え,人や周りの環境との熱や水分のやりとりについて,4時間目と5時間目には,部屋で調節できることと自分で調節できることについて考えました。
6時間目は,提示された生活場面図から,問題となる原因を考え,涼しく過ごすための解決方法を考えました。

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次の時間には,学習した快適な夏の過ごし方を「夏の快適宣言」としてまとめました。そして,実際に家族に提案し,夏休みに実践するために計画を考えました。
家庭でできそうな仕事をみつけよう~お茶をいれてみよう~
2021.06.05今年度も家庭科の学習がスタートしました。
5年生は初めての家庭科,6年生は2年目の家庭科の学習となります。そんな2学年が,一緒に学習をするとどうなるのでしょう。
第5・6学年複式において,「お茶をいれてみよう」の学習をしました。この学級は,5年生8名,6年生8名の計16名です。

5年生と6年生でペアになり,お茶をいれました。「どのようにペアになる?」との問い掛けに,子供は学年別になりやってみようと自分たちでペアをつくりました。
ペアで4人分をいれました。自分たちの分2つと,他のペアへ2つ。自分たちのいれかたと,他のペアのいれかたを比較するためです。子供は,「自分たちの方が濃い」「他のペアと同じ濃さだ」と気付きを伝えていました。
6年生は,昨年度の実習を思い出し,改善点を5年生に伝えていました。また,5年生は6年生からのアドバイスをもとに,急須にお湯をいれて同じ濃さになる工夫を考えていました。


ふり返りにもあるように,6年生は,昨年度のお茶のいれかたとの比較も行っていました。
「昨年は濃すぎたから,今年は茶葉を調節しておいしくいれたい」とう思いを5年生に伝え,一緒においしいお茶をいれようと取り組んでいる姿。とても自然な学び合いがみられました。
「他の調理もリベンジしたい!」そんな思いを強くしている6年生と,「家庭科って何をするかわくわくする!」と意欲的な5年生との今後の学習がとても楽しみです。
今回ご紹介した第5・6学年複式は,オンライン開催の複式教育研究会(社会・算数)でご覧いただけます。
複式教育研究会 受付開始です! | 新潟大学附属新潟小学校初等教育研究会 (fuzoku-niigata.jp)
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